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5Gの電波が人体に及ぼす影響|健康被害が嘘なのか根拠を論文などで調べてみた

5Gの電波が人体に及ぼす影響|健康被害が嘘なのか根拠を論文などで調べてみた

アメリカや韓国では既に実用化されている5Gですが、日本においても2020年以降からいよいよサービスが開始されます。

現在の4Gに比べて大幅に性能が向上することで話題を集めており、興味を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

通信速度だけで言えば4Gの20倍であり、その凄さがうかがえますよね。

 

性能の向上に期待がされる一方で、心配されているのは5Gによる健康被害の有無について。

ネット上では「健康被害がある派」と「健康被害は無い派」に分かれていますが、どちらの情報が嘘なのでしょうか?

 

ガジェ男
健康被害の有無や5Gの電波が人体に及ぼす影響について、根拠となる論文をもとにまとめていきます!

根拠のない情報に踊らされていないかチェックもしてみましょう。

5Gの電波が人体に悪影響をもたらすと話題に

5Gの電波が人体に悪影響をもたらすと話題に

そもそも5Gの電波が人体に悪影響をもたらすと話題になったのはなぜなのか?

まずはそこからたどっていきましょう!

 

ことの発端は2018年に遡り、オランダで5Gの実験を行ったのと同時にアンテナ塔から数百メートル離れた公園にてムクドリが297羽死亡したことがFacebookで拡散されました。

死体を解剖したところ、やせ細った様子や疾患が見られなかったため、何か外的要因があったのではないかという推測から5Gの実験に白羽の矢が立ったというわけです。

 

また、オランダだけではなく、こういった事象はオランダだけではなく、ノルウェーやスウェーデン、オーストラリアやアメリカでも起きているとのこと。

 

このように動物たちに異変が起きたことから、5Gは

「人体に悪影響を与える」

と捉えられ話題になっているのです。

 

はたしてこの話は本当なのでしょうか?

 

専門家が発信している論文をもとに確認をしていきましょう。

5Gの電波が健康被害を与えるのは嘘?根拠を論文などで調べてみた

5Gの電波が健康被害を与えるのは嘘?根拠を論文などで調べてみた

まず疑問に持たなければならないのは、疾患が見られなかったからといって

「5Gのせいだ!」

と決めつけて良いのだろうかという点です。

 

極端な例を挙げるのであれば、ムクドリが297羽亡くなった近辺で、5Gの実験ではなく大音量のイベントが行われていたとします。

 

そこでムクドリが死亡した場合

「大音量のイベントをしていたからムクドリが亡くなったんだ」

「大音量は人体に有害である」

とするのでしょうか?

 

大音量のイベントではなくとも

「老朽化したビルを壊す工事をしていた」

「近隣で集団がラジオ体操をしていた」

など何でも良いでしょう。

 

つまるところ、ムクドリの死亡について原因が分からないので「とりあえず5Gの実験のせいだ」と根拠のない紐付けをしているのです。

いかに無理矢理こじつけようとしているのかを物語っている話をもう一つしましょう。

 

このムクドリの死亡ですが、話を聞いているといかにも「実験をした瞬間ムクドリが死亡したように」聞こえます。

ところが実際のところ、ムクドリが死亡したのは実験の数ヵ月後なのです。

 

5Gの実験以降、ムクドリ1羽1羽の行動を観測していて、死亡の原因となる事象が5Gしか考えられないのであれば少しは理解が及ぶところでしょう。

 

そもそも実験時にアンテナ塔の近くにいたムクドリと、死亡したムクドリは同じなのかも検証のしようがないのです。

5Gは人体に大きな悪影響はない!

5Gは人体に大きな悪影響はない!

5Gの実現のためには、現在のアンテナ塔よりもさらに数を増やさなければなりません。

それこそ住宅地を含めいたるところに建設されます。

 

こうした設備は従来の4Gよりも高い周波数の電波を発するため懸念されているのですが、各論文では人体に大きな影響は与えないと言われています。

 

「大きな影響はない」

というのは

「電波自体は人体に影響はあるが健康被害が確認されていない」

ということを指しています。

 

つまり、電波自体が人体に影響があることは事実ですが、それによって健康を害する事実はないということです。(参考:WIRED)

 

電波が人体に及ぼす影響は以下のようなものがあります。

1.刺激作用

「ピリピリ」「チクチク」と感じるものですが、高周波になるほど感じにくくなります。

㈪熱作用
人体の体温を上昇させる作用のことを指し、長時間における体温上昇は健康に悪影響を与えますが、スマホのような端末でそれほどの上昇をさせることはありません。

2.非熱作用

遺伝子や細胞を損傷させる懸念が持たれていますが、実際にそれらを引き起こす確証は持たれていません。

 

このように、電波による人体への影響はあるものの、健康被害をもたらす証拠は現時点で提示されていないのです。

そのため現時点においては、5Gによる健康被害も確認されていないと言えます。

まとめ

かつて、4Gのサービス開始前においても「ガンになる」といった人体への悪影響が懸念されていましたが、実際導入された2010年以降に「4Gのせいでガンになった」という話題は一切耳にしません。

ガン患者や死亡数は年々増加傾向にありますが、増加傾向の主な原因は「高齢化」に比例していると言われています。

 

人体に悪影響を与える放射線やPCのブルーライトなどのの存在と同様のイメージをしてしまい、「5Gのミリ波が人体に悪影響を与える」と思いこんでしまっているのかもしれません。

現代はモバイル端末やPCなどの普及により、昔と比べ電波の飛び交う量は圧倒的に増えていますが人の平均寿命も伸びてきています。

 

もちろん医療技術の進歩という背景もありますが、5Gによる健康被害という問題を考えた際にこれは無視できないでしょう。

 

しかしながら、その一方で電波が人体に影響があることも事実ではあります。

現時点では「健康被害はない」とされていますが、あくまで「現時点」での話です。

 

自分自身の情報に対するアンテナをしっかりと立て、根拠のない情報に踊らされないようにすることが何より大事なのかもしれませんね。

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